Installation
"Ecological Sense Design"
2009年度のインスタレーション、"Ecological Sence Design"では形式や数値が先行する"エコ"に対する私たちの回答として、"五感を通して自然への意識を高める服"の創造を目指しました。具体的には、雨や風をはじめとする身近な自然のエレメントを気付き、感じることの出来るデザインを行いました。
11月に行われたインスタレーションでは、服の展示に留まらず、ワークショップやショー形式のプレゼンテーション、プロダクトデザインや著名人によるコメントの展示などを行い、多角的に"エコ"を見直すきっかけとなる場をつくりました。
CONCEPT:
最近、エコという言葉がよくわからなくなっています。エコの語源であるEcologyは本来、私たちと環境の缶掲載を考えるものでした。ところがビジネスに利用されたエコは、省エネ・リサイクル・エコバックなどの数字や形式で成果を出すことに重点が置かれ、直接的な環境との関わり合いは実感出来ません。だからエコバックも大量生産され、簡単に捨てられてしまうのではないでしょうか。"いわゆるエコ"を一旦忘れてみてください。自然を体で直接感じたときのほうが環境との関わり合いに意識的になりませんか?「風がきもちいいな」「夕焼けがきれいだね」「空ってこんなに青いんだ」、そんな身近なところに本来のエコの芽があります。日常の自然に気がつけないのに、地球規模のことなんて正直分かりません。だから私たちは改めて、「環境を五感で感じる」人間らしいエコデザインを提案します。直接的に自然を守ろうとするのではなく、純粋に自然と共存することの喜びを再構築し、論理や流行ではない本来のエコ=環境との関わり合いにふと気付くきっかけを作り出します。子供のころのような純粋な気持ちで、私たちの提案するESDをいろんな角度から感じてみてください。