Installation
2008

Fashion Show
"“衣服<わたし>を着る。”

2007•2008年度のファッションショーでは、従来の「モデル=表現媒体」という構図を考え直し、「モデル=生活者」という構図のデザインを実践しました。テーマを「服」という名詞ではなく、「モデルとの対話」というコミュニケーションの中に見出し、個人のライフスタイルに寄り添う服を提案しました。これらの活動は現在のトップダウン型のファッションデザインに対するアンチテーゼとして繊研新聞などに大きく取り上げられました。

CONCEPT
衣服は私たちの生活に密着した身近なデザインです。
それは、ファッションという表面的な価値ではなく、どんな時にどんな服を着て、 どんな<わたし>がそこにいるのか。 それを考えることなのです。 衣服は人の生活に密着した最も身近なデザインです。しかし、現在の衣服デザインは表面的なカタチの美しさによってその価値を判断され、私たち消費者はそれを選択•消費するものとして受動的に捉えています。その結果、個人と衣服の関わりが持つ価値は希薄なものとなっています。「衣服<わたし>を着る」では、衣服をファッションとしてだけではなく、個人を取り巻く環境や内面を反映した多面的な価値を持つものと考えています。モデルとの対話を重ね共にデザインすることで、消費ではなく、人を中心とした新たな価値を提案します。